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筋ジス原因タンパク質発見、ひざ軟骨の自然再生
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作成日時 : 2008/12/01 19:24
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最近の、特に民放の報道姿勢には、少々嫌なものを感じる。何か、ことさらセンセーショナルな扱いをしたり、下らん内輪もめをワイドショー的扱いで、双方をけしかけるかのようなインタビューをしたり、とにかく見ていて嫌になることがあるのだ。時に、たまたま取材した周囲の人間が、容疑者として逮捕された場合、その何食わぬ様子をこれ見よがしに流したりするのを見ると、少々興ざめな思いを抱くことがある。
どのような事件も、裁判で刑が確定するまでは、いまだ容疑者であって、逮捕された時点で、もはや犯人と決まったかのような扱いをしてもいいものなのだろうか。「白々しい」などというコメントを聞くと、逆に白けてしまうのだ。いつからマスコミは、こんな道学者ぶった、一段上の高みから人を見下すような報道をするようになったのだろうか。
そして、人々にとって、これは明るい大切な情報だろうというようなものが、平然と無視されるのだ。だから、ネット上のニュースにしっかり目を通すことが、最近の日課になった。ネット上以外では、NHKがたまに取り上げる以外、無視されることも多いからだ。今日は、そんなマスコミからは無視されそうな、しかし、素晴らしいニュースを紹介しよう。これは、本当に朗報で、将来多くの人々を、その苦しみから解放する端緒になるかも知れない。
【
筋ジス原因タンパク質発見
12月1日8時1分配信 産経新聞
欠損すると筋ジストロフィーの原因になると考えられる新たなタンパク質を、京都大学薬学研究科の竹島浩教授(生化学)らの研究チームが発見
、1日付の英科学誌「ネイチャー・セル・バイオロジー」(電子版)に発表した。
新発見のタンパク質は「ミツグミン53」(MG53)と呼ばれる。研究チームは「原因不明の患者の遺伝子解析が進み、MG53が原因物質と判明すれば治療法の開発につながる」と話している。
MG53は心筋や骨格筋の細胞に存在。MG53を作る遺伝子を欠損したマウスは正常に生まれるが、次第に筋肉が萎縮(いしゅく)する筋ジスと同じような症状が起きた。
実験の結果、MG53は損傷を受けた細胞の周りに集まり、細胞の修復に中心的な役割を果たしていることが判明。欠損マウスは修復力が落ちていた。】(下線引用者)
おお、これは素晴らしいニュースである。筋ジストロフィーは、現在治療法のない難病だ。筋肉の萎縮によって、体中の筋肉が衰え、心肺機能も失われることで、死を待つしかないのだ。そのような症状の原因が、あるタンパク質の欠損が原因かも知れない、という。当然これは、筋ジストロフィーの治療法開発につながるかも知れない、素晴らしい発見である。
かつて 泊高校通信課程に勤めていた頃、森川養護学校の生徒たちも、一時期勉学の手助けをしていたことがある。確か、私が勤め始めて2年ほどしたら、森川養護学校でも教育体制を整えて、泊通信での教育は修了した。その、通信教育で預かっていた生徒たちが、筋ジストロフィーの生徒さんたちだった。卒業式には、車椅子での参加だった。
この難病に、いま初めて治療法の開発につながるかも知れない、新たな発見があったのだ。これはもう素晴らしいことである。日本だけでなく、世界中の筋ジストロフィー患者にとって、飛び上がらんばかりにうれしいニュースに違いない。研究がどんどん進み、早く朗報がもたらされんことを、患者の皆さんとともに待ち望みたいものだ。
さらに、もう一つ素晴らしいニュースがあった。これは、私自身が将来お世話になるかも知れない、また、お年寄りにとっては待ち望んだニュースなのではなかろうか。
【
ひざ軟骨の自然再生に成功=スポーツ治療に光明−北大グループ
11月30日15時12分配信 時事通信
運動で負荷が掛かり、故障しやすいひざやひじの関節。
北海道大大学院の安田和則教授(整形外科)らの研究グループは、不可能とされてきた関節軟骨の自然再生に、ウサギを使った実験で成功したと30日までに発表した
。ひざを痛めた中高年層やスポーツ選手のけがの治療に応用できる可能性があるという。論文はドイツの学術専門誌「マクロモレキュラー・バイオサイエンス」電子版に掲載された。
安田教授によると、2種類のゲル状高分子化合物を北大が開発した独自の手法で組み合わせ、軟骨に分子構造が似た新たなゲル素材を開発。ウサギのひざ関節軟骨の欠損部に埋め込んだところ、4週間で軟骨が再生した。副作用は出ていない。】(下線引用者)
これもまた素晴らしいニュースだ。ご高齢の人達が、如何に膝の痛みで難渋しているか、その症状を改善すると謳う様々な健康食品が、ひっきりなしにコマーシャルで流れ、また新聞の広告でも目にすることからも理解できる。義母も、叔母も、母も、そして私の妻さえも、この膝の痛みに苦しめられているのだ。私自身も、時に右膝に違和感があったりする。今のところ、すぐに症状は消えるので、まだ大丈夫だろうが、いつおかしくなっても不思議ではない。
これは、本当に多くの人々を救う可能性のある、素晴らしい研究である。義母も叔母も、人工関節という、話を聞くだけでも痛々しい手術をせねばならなかったのだが、将来は、その大部分が、手術することなく治療できるかも知れないのだ。こんな素晴らしい話があるだろうか。これはもう厚生省あたりが後押しして予算を獲得、全面的にバックアップして欲しい研究である。
世界中で、膝の痛みに悩まされている人達は、いったいどれくらいの数になるのだろうか。考えてみたら、これは実に多くの人間を救えるかも知れないすごい研究である。ノーベル医学賞がどんなものか知らないが、その治療法がもし確立されたら、それによって救われる人々の数からしたら、もうノーベル医学賞を与えてもいいような、そんな素晴らしい研究ではなかろうか。
考えてみたら、筋ジストロフィーの治療法につながるかも知れない発見も、治療法のなかった難病を人間が克服する第一歩になるとしたら、これもノーベル医学賞級の功績だろう。そんな素晴らしい研究や発見が、日本の医学界で行われていることに、私は大きな拍手を送りたい。そして、マスコミの人々にも、このようなニュースをこそ大々的に取り上げることを、お願いしたいのだ。それが、今現在も病いに苦しめられている人々やその家族にとって、どんなに大きな希望になることか、語るまでもないからである。
この様なニュースを読むと、何というか、人間の未来に対する明るい確信のようなものが、心の中に湧いて来て、何となく浮き浮きしてしまう。また、「よし、俺も」と、これといって何かをする当てがあるわけではないが、何となく姿勢をきちっと正してみたりするのだ。それが、苦しむ人々を救うために、懸命になされている研究だからではないのか。そんな、人間の真摯なあり方が、身の引き締まるような、居住まいを正してしまうような、内にわき上がる感動をもたらすのである。
今日は、素晴らしいニュースに接し、その感動のままに書いた。これらの研究が、いち早く実を結び、大勢の人々が救われることを願っている。素晴らしきかな、医学の進歩! 素晴らしきかな、人間よ!
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