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zoom RSS 2017年3月、那覇市与儀公園の緋寒桜

<<   作成日時 : 2017/03/20 09:08   >>

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画像 2017年の九州桜開花予想を見て驚いた。何と福岡が3月25日なのに、宮崎は3月30日、そして鹿児島は4月2日という予想だったからだ。沖縄では、桜の開花も北部八重岳から始まり、中部、そして南部というように、桜前線は南下する。むろんそれは、桜の開花には寒さを経験することが必要なためである。北部の方が気温が低く、従って早く咲き始めるのである。

 例年そうなのか、あるいは今年は九州の冬が暖かく、沖縄と同じような理由で、桜前線の南下という現象が例外的に起きているのだろうか。いずれにせよ、ある程度の寒さの累積が開花には必要なために、このようなことになっていると推測される。

 そして沖縄では暖かすぎた冬のため、何と開花が大幅に遅れるという現象が起きている。本土では当然3月に入らなければ開花しないのだろうが、那覇では2月の10日から20日ごろが花見シーズンで、3月になったらもはや葉桜になっているのが普通だ。

 ところが今年は、3月も12日に桜の写真を撮ることができた。一部早く咲き終えた桜は葉桜になっているが、今まさに満開を迎えている木も多く、実際桜を楽しむ人もまだまだ多かった。感じとしては、今年は例年より2、3週間ほど遅れたのではなかろうか。こんなに遅い頃に桜の花の写真を撮ったのは、私の経験では初めてである。

 このまま温暖化が進んだ場合、緋寒桜の開花はどんどん遅れ、いずれはソメイヨシノと同じ頃の、3月下旬に開花するようになるのだろうか。下手したら、沖縄では開花しなくなるのかもしれない。その間、ソメイヨシノの開花は、東日本では早まる可能性がある。50年後、日本の春はどうなっているのだろう。スパコンでシミュレーションしてもらえないだろうか。

 なお、今日はもう20日だ。なぜブログへのアップが遅れたかというと、カメラのSDカードのトラブルが理由だ。初めてのことなので、データの復旧を本土の業者にお願いした。運良く復旧でき、それが昨日届いたのである。

 以下、その桜の写真を紹介しよう。例によって画像をクリックしたら拡大画像になります。気に入った写真は、表示に時間はかかりますが、ぜひ拡大画像でご覧ください。

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 緋寒桜はソメイヨシノと違い、遺伝的には個々別々だ。従って個体差がある。花の咲く時期に関しても、その時期には木によって早い遅いがあり、さらに花の色も濃いピンクから白が強いピンクまで、実にバリエーションに富んでいる。

 そのことが、これらの写真からもわかる。一番上の桜はそろそろ花の時期から新緑へと移行し始めていて、所々に緑の葉が彩りを添えていて、まあこれはこれで面白い。

 2枚目の写真は、今が花の真っ盛りだ。まだ新緑の萌す気配はない。しかし、後方の桜はというと、もはや完全に花が終わって新緑になってしまっている。同じ緋寒桜で同じ環境に植わっていても、これだけ個体差があるものなのだ。

 3枚目の写真は花をアップで撮ったもの。背景をぼかすことで、花を浮き上がらせようという魂胆だ。4枚目の写真は、逆光なのだが、光が透過してくる花びらの素敵な感じを狙って撮ったもの。もう少しだけアンダー気味の方が良かった。なお、左上方の緑はホウオウボク。中央上方から垂れ下がる黒い影は、種を収納している鞘だ。右後方はフェニックス。

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 花の色の違いを見てほしい。上は、与儀公園で一番赤が濃いと思われる緋寒桜。それに対し下は、かなり白っぽいのがわかると思う。赤が濃いと言っても、これが限界というわけではなく、もはやこれは赤紫に近いなという緋寒桜を見たことがある。まあこれも、かなり赤が強い方だろう。

 理科で教えるように、色というのは光の反射である。従って色というのは、その物質を構成する材質が光のどのような波長を反射し、どのような波長は吸収してしまうのかという問題に過ぎない。つまりは光が作り出すイリュージョンに過ぎないのだが、それでもその美しさには魅了されてしまう。

 そんな光のイリュージョンを以下に。今年も桜の季節が過ぎ去ろうとしている。まあ、花の季節が過ぎるだけで、次は葉桜、そして真っ赤なサクランボの季節になる。これがまた美しい。緋寒桜の良い点は、サクランボの美しさも見られることだ。その頃にもう一度紹介しよう。

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 年が明けると桜を待ち焦がれ、写真を撮りたいと願う私も、やはり古今集の歌人にどこかで繋がっている。最後に、誰でも知っている和歌でブログを締めくくろう。季節とともに、自然とともに生きる日本人の伝統的なあり方が、とてもよくわかる歌である。

 世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 在原業平

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<追記>ところで与儀公園は、かつて県立図書館や那覇市民会館あたりは桑畑で、西側の広場は原野だった。現在の知事公舎は主席公舎といい、姫百合通りから主席公舎へ向かう、スーパーカネヒデのあたりの道沿いに東恩納文庫があった。市民会館の西側通路や、また神原小学校から主席公舎への道の両端には、モクマオウが植えられていた。現在の与儀公園からは、想像もできない風景が広がっていたものだが。

 現在の赤十字病院の辺りには琉米文化会館があり、小さい頃与儀に住んでいた私も何度か利用した。那覇の街中とは違い、そこは不思議な空気に満ちている場所だった。妙に敷居が高くて、結局あまり利用しなかった。那覇市民会館の南側の道、与儀十字路から寄宮に向かう道の両側にも、モクマオウが街路樹として植えられていたものだ。










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