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zoom RSS (臨時)緊迫化する朝鮮半島情勢

<<   作成日時 : 2017/04/16 23:34   >>

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画像 とんでもないことが始まりつつあるのだろうか。このところ世界の動きは、素人にはちょっと先が読めない状況にあるような気がする。それどころか、玄人だって余程の情報通でなければ、これから起きることなどとても予測不能なのではなかろうか。

 と言いたくなるようなニュースが流れている。まずその一つは、今月8日、アメリカの原子力空母カール・ビンソンの派遣だ。さらに14日には、在日米軍が有事に備えるような動きがあるというニュースも流れた。さらに中露が海軍の情報収集艦を派遣して米空母を追尾させているとも。そんな緊迫した状況下にもかかわらず、16日朝には北朝鮮がミサイルを発射したが失敗したらしいというニュースが……。

 とんでもないことになりつつあるのだろうか。以下のようなニュースも、そういう視点で見たら、単なる中国の対北朝鮮圧力などという軽いものではなく、万が一の場合に備えての自国民保護の意味があるのかもしれない。無論一斉に行われるということは、単なる圧力か万一に備えたものかはわからないが、いずれにせよ中国政府の指示が、その背後にはあるということだろう。実際どういうことなんだろう?

【 中国旅行社 北朝鮮観光を全面中止
            聯合ニュース 4/16(日) 12:30配信

[ソウル聯合ニュース]トランプ米大統領が北朝鮮の核開発阻止に向け軍事的圧力を強めたことで朝鮮半島の緊張が高まる中、中国の旅行会社が北朝鮮への観光をすべて中止した。香港の有力英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが16日、伝えた。

 同紙は国有最大手の中国国際旅行社(CITS)などの多くの旅行会社が北朝鮮への観光を中止したと報じた。

 中国で唯一北朝鮮便を運営している中国国際航空も17日から北京と北朝鮮の首都・平壌を結ぶ便の運航を停止する。

 中国は北朝鮮の同盟国だが、米国の圧力や朝鮮半島での緊張の高まりもあり、北朝鮮の核実験やミサイル発射に反対している。今回の観光の中止は北朝鮮に圧力をかける意図があるとみられる

 中国は故金日成(キム・イルソン)主席の生誕105年(太陽節)に合わせ、15日に平壌で行われた大規模な軍事パレード(閲兵式)にも政府高官を派遣しなかった。】(下線引用者)

 先日の金正男氏暗殺事件では、マレーシア外交官とその家族をさえ人質にするような国である。中国人観光客や政府高官を人質にすることくらい、なんとも思わないだろう。北朝鮮にしてみれば、そもそも国家存亡の危機にある時、国際的批判などにかまっておれるかということもあるか。

 いずれにせよ、万一にも核実験が行われた場合は、もはやアメリカの軍事介入は不可避だというような判断が、中国政府にあり、そこから出てくる指示である可能性を否定できないのではないか。

 そうなると、北朝鮮が情勢の緊迫化に鑑み自重することを望むしかないのだが、16日のミサイル発射は、そんな庶民の甘い考えを打ち砕くものだったというべきだ。我々は、大変なことが起きる歴史の前夜にいるのかもしれない。

 おそらくアメリカは、やるとしたら北朝鮮の報復を最低限レベルにまで下げるべく、徹底した形での先制攻撃をするだろう。韓国や日本の被害を最小限か皆無にするような作戦を立てなければ、北朝鮮への先制攻撃は、今後、国際的な圧倒的非難に晒される可能性があるからだ。

 この2、3日が山ではないだろうか。北朝鮮が、明瞭なる自重への舵を切ることを願うばかりだ。もしもアメリカの軍事介入が始まったら、その時は、もはや未来は全くの不確定状況へ突入するというべきだ。専門家は、様々なシナリオを用意しているかもしれないが、そんなものを全て裏切る形で、現実は進行するというように考えたほうがいい。

 人間の立てる見通しなどというものは、かなり独りよがりで独断的だったりするものだ。希望的観測なども大いに発揮されて、まああまり信用できないシナリオしか描けないような気がする。人工知能の方が、私心を捨てた驚くほど客観的シナリオを提供できるのではないか。もっとも、そんな戦争予測AIソフトはまだ出来上がっていないだろうけど。

 昨日の夜になって、少し希望があるのかなというニュースも流れてきた。もっとも、やめるとなったらもっと明瞭な形でやればいいのにというような、北朝鮮の中途半端さを感じさせるニュースではある。さて、このニュースやその解説は、どの程度確かなのだろうか。

[中継]北朝鮮ミサイル発射の狙いは…?
            日本テレビ系(NNN) 4/16(日) 19:35配信

 今回の北朝鮮のミサイル発射の狙いについてどうみているのか?韓国・ソウルから藤田賢治記者が伝える。

 アメリカとの決定的な対立は避けたいが、金日成主席の誕生日前後の注目される時期にアメリカに屈したようにみられたくない。発射からはそういった考えが透けてみえる。

 アメリカが容認出来ないのは、北朝鮮がアメリカ本土を射程にいれるICBM(=大陸間弾道)ミサイルの発射実験に踏み切ることだが、アメリカ政府は今回発射されたのは中距離弾道ミサイルと分析している。つまり、北朝鮮としては発射でミサイル開発を続ける意思は示した、しかしアメリカの逆鱗に触れるICBMは撃たず、決定的な対立は回避した。そう言えると思う。

 アメリカは、かつてないほど北朝鮮への圧力を強めている。中国もアメリカに強く促され新たな制裁に踏み切りつつあり、北朝鮮はこれまでとは違うレベルの脅威を感じている可能性がある。事実、先週の最高人民会議では19年ぶりに外交委員会を復活させ、対話の模索に向けた兆候もある。

 ただ、北朝鮮は今月25日にも軍の創立記念日という節目を迎えることから、当面、緊張状態は続くことになりそうだ。】(下線引用者)

 もしもその考え通りだとしても、ICBMならアウトだが中距離弾道ミサイルはセーフだろうというような予測は、今までの大統領なら問題ないだろうが、トランプ大統領の場合は不確定であり未知数だと言える。シリアの場合のように、彼は何の前触れもなく突然に行動するだろう。今後北朝鮮は、こんな安易な見方は避けるべきではなかろうか。

 トランプ大統領の出現で、2017年は全く未知の世界の幕開けになるかもしれないなどと適当な予想を書いたが、今頃になってそのことに驚いている。予測不能性とは、この場合、世界最大の軍事経済大国が、予測不能な大統領によって導かれることの恐ろしさであり、その意味を深くは実感していなかったことだから。まさか、北朝鮮への軍事攻撃があり得るとは!

 こうなった以上、庶民は、もはや万が一の場合の覚悟を決め、ただただ状況を見守るしかないのだが、政府は違うとしたものだ。北の報復攻撃がもたらす悲劇を考えたら、簡単にことを起こすべきではないと、韓国や日本政府には言う権利がある。

 米国が核攻撃されかねない状況があるから先制攻撃だ。それで少々韓国や日本に被害が出ようと知ったことか。などという考えをされたらたまったものではない。さてさて、日本国民を守るために、政府はどの程度動いてくれるだろうか。日米安保にゆえに攻撃されたなんてことになったら、本末転倒だ。しかし、今までの政府の有り様を考えると、どうも心もとない。

 すると、残る希望は、中露の外交力による北朝鮮の押さえ込みだけということになるか。無論それが成功しなければ、もはや北朝鮮の方針転換を神に祈るしかないことになる。

 直感的にだが、中露の外交力が発揮され戦争の回避される確率は90%。北朝鮮が自主的に方針転換する確率は5%。そして、軍事衝突が起きる確率は5%という感じだろうか。無論、中露が協調してことに当たらねば、おそらく試みは成功するまい。どちらかが勝手な思惑で裏切り、甘い顔をしたら、それを頼りに北朝鮮の脅し外交は続くだろう。

 なお、先ほどの数字に根拠などない。単なる勘だ。中露のどちらも、アメリカに恩を売っておきたい状況があるように思えるというだけだ。

 ただし、『ペンス副大統領の同行記者団に対し、在韓米軍への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備について、「(韓国が)5月初めに大統領を選ぶまで流動的だ。次期大統領が判断すべきだ」と述べ、配備完了の先送りを示唆した。』(時事通信 4/16(日) 19:22配信)という情報などは、米中の裏取引が行われ、中国が動き出していることを暗示しているように思われる。それまでは、中露の努力による回避を75%程度かと考えていたが、この情報で90%に判断を変えた。

ーーーーーーーーーー

<追記>20日になって気になるニュースが入っていきた。一つは朝鮮半島情勢に大きく関わるかもしれないニュースであり、もう一つは北朝鮮の現状認識がいかに甘いかを示すものだ。

【 マンギョンボン号 北朝鮮〜ロシア極東に定期航路開設へ
            4月20日 5時18分

北朝鮮の貨客船、マンギョンボン(万景峰)号が運航する定期航路が、北朝鮮とロシア極東との間に開設されることがわかりました。北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させ、国際的な孤立を深める中にあっても、ロシアは北朝鮮との関係を重視する姿勢を見せています。

ロシアの船舶代理店「インベスト・ストロイ・トレスト」によりますと、定期航路は、極東のウラジオストクと、北朝鮮北東部ラソン(羅先)の経済特区にあるラジン(羅津)港との間に、来月上旬にも開設され、北朝鮮の貨客船、マンギョンボン号が運航するということです。(後略)】

【 北朝鮮「日本人妻の団体設立」 対話再開の思惑か
            4月20日 5時42分

北朝鮮は、かつて在日朝鮮人の夫と共に北朝鮮に渡った、いわゆる日本人妻らで作る新たな団体が設立されたと明らかにしました。拉致問題がこう着する中で、別の分野に取り組む姿勢を示すことで、日本との対話再開のきっかけにしたいという思惑があると見られます。

北朝鮮は19日、東部のハムギョン(咸鏡)南道ハムン(咸興)を訪れている日本メディアを、かつて在日朝鮮人の夫と共に北朝鮮に渡った、いわゆる日本人妻らで作る団体の事務所に案内しました。
団体は「ハムンにじの会」という名称で、北朝鮮側は「社会貢献を目的に、去年11月に活動を開始した」と説明しています。

また、団体のメンバー6人が記者会見を行い、1960年に北朝鮮に渡った熊本県出身の85歳の女性は「一日も早く日朝が国交正常化し、私たちが生きている間に何らかの動きを見せてほしい」と述べ、一時帰国に向けた日本政府の対応を求めました。(後略)】

 どちらも20日朝のNHKニュースだが、最初の記事は極めて重要だ。私は、今回の状況は、中露が協力して北朝鮮を抑えにかからないと、軍事衝突を避けえないかもしれないと考えていた。ロシアは、どういうつもりか知らないが、あるいは、中国のように北朝鮮を外交カード化しようということかもしれないが、このような動きは要注意だろう。ロシアはうまく北朝鮮を外交カードにするつもりかもしれないが、それが北朝鮮の甘い見通しを招き寄せ、核実験等の暴走を引き起こせば、もはや衝突は不可避だ。

 日本人妻団体などというのは、もう呆れるしかない話だ。むろんかの国でこのような団体が自主的に結成されることなどありえないわけで、北朝鮮の思惑によって作られた官製団体だろうが、現状はというと、こんなレベルのことで何かが始まることなどあり得ないのははっきりしている。日本国内で、日本人妻の声に応えよという世論がわき起こるとでも思ったのだろうか。もしそうだとしたら、まるで精神疾患者の妄想に類する話である。


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