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<<   作成日時 : 2018/06/11 14:01   >>

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画像 紆余曲折はあったが、明日12日、米朝会談が実現することになりそうである。もっとも、予測不能なトランプ大統領の恣意的行動パターンを思えば、本当に開催されるかどうか、開催されたとしても途中で席を立つことになったりしないか、まあ終わってみなければわからない状況ではあるか。

 核問題、拉致問題と、日本国でもいろいろ報道されているようだが、まあその中身はというと、これまた終わってみなければ見当もつかないという状況だと思われる。核問題の最悪の結果は、北が長期に渡る廃棄を条件に、体制保障や北への経済制裁縮小を獲得。それによって、北朝鮮は経済的危機を脱してV時回復、そして極秘裏に核開発を続けることだろう。今までの米朝交渉を考えれば、それがあり得る最悪のシナリオと考えられる。

 さらにその交渉役がトランプ素人大統領となれば、おそらく側近の意見も聞かず独断で交渉を進めることすらあるわけで、北朝鮮にとっては、今までのどの大統領よりも与しやすい相手というように見えているのではないか。

 タカ派の強力ブレーンと素人大統領のチームか。会談中に”お前は首だ”などということがなければいいが。無論そうなったら、トランプ大統領が北朝鮮に完全に手玉に取られていることになるのだろう。最悪事態にだけはならないよう願うばかりだ。

 拉致問題は今後の交渉開始が決まるだけで、まあ拉致家族が願っていることはすぐには実現するまい。アメリカにとって、主たる関心事ではないからだ。また、北朝鮮にとってこの問題は、言わば日本から様々な援助を引き出す交渉カードであって、今や虎視眈々と日本の出方をうかがっているというところか。

 アメリカが、核問題と拉致問題を切り離し、人権問題より自国の安全保障を優先させている以上、日本は独自にこの問題にけりを付けねばならないわけだが、どうも外務省の腰は引けていて、米国の圧力ですんなり解決してくれないかと思っている節があるが、そんなうまい話にはなるまい。

 すると、当然米朝会談などとは別に、今後どう北朝鮮と渡り合っていくか、外務省は独自の計略を準備するべきである。かつて小泉首相の時に、北朝鮮による拉致を認めさせ、一部ではあるが解放させたことは、やはり大きなことだったと思う。それまでは、拉致そのものを否定していたのだから。

 さて、拉致被害者家族が、トランプ大統領に会いに行ってこの問題を訴えることに、恥ずかしい思いをしてきた外務省職員はどのくらいいるのだろう。政府に何を言っても何も始まりはしないと、見切りを付けられていることに忸怩たる思いは無いのだろうか。

 国家官僚が超優良就職先であり、とにかく無難にさえ過ごせば一生安泰だという国は、いずれ官僚腐敗という現実を抱えてしりすぼみになるであろう。清王朝の官僚の腐敗は凄まじく、日清戦争に簡単に敗北してしまったのも、戦費の多くが、使途変更という合法的横領をされたためだという文章を読んだ記憶があるが、本当だろうか。それにより、本来の使い道だった兵器の購入、近代化が全く行われなかった、と。

 最近の加計問題や籠池問題における官僚の振る舞いを見ていると、世界一優秀だと言われた日本の官僚も地に落ちたものだと思う。国家を背負って立つなどというのは、もはや馬鹿げた青臭い考えと蔑まれているのだろうか。

 保護貿易主義に走る”アメリカファースト”なるものがある以上、もはやアメリカについていくだけの時代ではなくなっている。そんなことをしたら、世界から白い目で見られるだろう。いまや独自外交路線を掲げていくべき時代だと思うのだが、さてさて日本にそれができるだろうか。と懐疑的になるのは、日本にはそれを支える哲学がないからだ。

 西洋の先進国には哲学がある。アメリカには自由主義世界の旗手という役割があった(過去形で書かねばならないとは!)。どちらも、それらの国々が毅然とした態度で外交を行う時の屋台骨というべきものだ。

 さて、日本には何があるだろうか? 今回G7で採択され自らも署名した首脳宣言を、いとも簡単に否定したトランプ大統領に、何の考えも無く従来通り従っていけば、もはや日本も失笑の対象でしかなくなるのだが。

 それにしてもG7首脳宣言の拒否とはひどいものだ。これがいわゆる”アメリカファースト”ですか。いやはや、”アメリカワースト”でしかない。こんなことを続けていたら、世界中から相手にされなくなる時代が来るだろう。


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